今週、日本語の授業で落語について発表します。私は二年前に落語に興味ができて、自分で落語について色々ネットで調べました。落語というのは、江戸時代に成立した日本の伝統的な話芸です。
能や歌舞伎と違って、落語では、落語家という落語の役者が一人で高座というステージに座って、話をします。その落語家は自分の声と扇子と手拭の他に、道具を使ってはいけないことになっています。それに、正座から立つのもダメなので、落語家は正座のままで、面白い物語を観客に聞かせます。
落語のアニメもありますので、もし興味があったら、ぜひ見てください。
このアニメは「女子落」(じょしらく)といいます。
いろいろな落語がありますが、私の好きな落語は「寿限無」といいます。寿限無というのは、人の名前です。
この下に、寿限無のストーリを書きます。発表するために、これを覚えないといけないので、頑張ります!
「昔、あるところになかなか子どもが生まれない夫婦がいました。
でも、ある時、ようやくかわいらしい男の子が産まれました。
お父さんとお母さんはとても喜んで、この子が元気で長生きするように、と偉いお坊さんに頼んで、長生きできそうな名前を付けてもらいました。
お坊さんは一生懸命考えて、ありがたい意味や長生きした人の名前をくっつけて、長~い名前を男の子につけてくれました。
こんな名前です。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなのちょうきゅうめいのちょうすけ」
お父さんとお母さんは、あまり長い名前なのでビックリしましたが、それでも一生懸命覚えて、子どもの名前が言えるようになりました。
こんなふうに。
「じゅげむじゅげむごこうのすりきれかいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつくうねるところにすむところやぶらこうじのぶらこうじぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがんしゅーりんがんのぐーりんだいぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなのちょうきゅうめいのちょうすけ……ごはんですよー!」
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなのちょうきゅうめいのちょうすけ……お出かけしますよー! あら、いないわ。どこに行ったのかしら? じゅげむじゅげむ(以下略)……どこなのー! おいていっちゃうわよー!」
さて、その男の子は、長いありがたい名前のおかげか、病気も怪我もすることなく、すくすくと元気に育ちました。
やがてお友だちもできて、一緒に外で遊ぶようになりました。
ある時、ジュゲム君とお友だちがケンカになってしまって、ジュゲム君がお友だちの頭をぽかっとなぐってしまいました。
お友だちの頭に大きなたんこぶができました。
お友だちは泣きながらジュゲム君のお母さんのところへ言いつけに行きました。
「じゅげむじゅげむ(以下略)……のおかあさーん、えーんえーん、じゅげむじゅげむ(略)……がねぇ、ひどいんだよー! えーんえーん」
「あらまぁ、うちのじゅげむじゅげむ(略)……がどうしたって言うの?」
「えーんえーん。じゅげむじゅげむ(略)……がねぇ、ぼくのあたまをねぇ、うえーんうえーん」
「泣いていたら分からないわよ。うちのじゅげむじゅげむ(略)……がいったいどうしたっていうのさ」
「あのねぇ、じゅげむじゅげむ(略)……が、ぼくとケンカになってねぇ、そいでねぇ、じゅげむじゅげむ(略)……が ぼくの頭をポカッとなぐってねぇ、おっきなこぶができたんだよぉ」
「なんですって。うちのじゅげむじゅげむ(略)……があんたの頭をなぐって、おっきなこぶを作ったですって? どれどれ。あら、こぶなんてないじゃないの?」
「おばちゃん。名前が長すぎるから、もうこぶが引っ込んじゃったよ」

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